2017/02/18

雪駄でバレエ

バーレッスンは雪駄、センターはポアント。
日本人的な賢い稽古法かも知れません。
雪駄ってバレエシューズよりもお高いんですね.....
私の教室の生徒さんはバレエ経験がそれぞれですが、皆さん自分なりに自分のバレエを楽しみ、上達するために各々、努力をしています。
バレエはとても難しいので、上達するためにだったら、まずは思い当たること何でもしてみるのがいいですね。
そんな生徒さんの中で雪駄でバーレッスンをする方がいらっしゃいます。
初めてその足元を見た時、さすがの私もビックリしました。
が、この雪駄、アシユビのびの〜び👣




私が稽古の中でよくいう「アシユビの縮んでいないカエルちゃんの足でしっかり立って!」「ミッキーマウスの足!」とかいう理想の足裏、足の指の状態に限りなく近い! 
つま先を伸ばす時に雪駄の靴底(=ソールの部分)が少々硬くて大変そうですが、そんな靴底も足裏の筋肉(=土踏まず)でしっかりキャッチ、少々の履きづらさ、動かしづらさが踊るための足裏の筋肉を鍛えているんですね。

そして、センターになると生徒さんは雪駄からいきなりポアントに履き替えます。
雪駄で鍛えた足裏をスールの硬いポアントでいかんなく発揮して稽古をしようというわけです。
努力とはやる気さえあれば誰でもできること、のはず。
でも、誰にでも出来ることではないですね。
生徒さんの飽くなき努力に感服。頭が下がります。


【今日のバレエ映像〜ボディービルダー編〜】バレエって筋肉だけあってもダメなのね。
でも、ビルダーたちの5th Position悪くない、ナイスファイト♪