2012/10/05

世界一優秀な先生♪

みじん切り長ネギの味噌漬けでグビッ。
またまた、うんまい日本酒を頂きました。うふふ。

このブログを始めてから、稽古場にいる時以外はほぼ飲んで喰うことしか関心がない人間、というのが津々浦々、みなさんの知るところとなりました。

今や恥ずかしさを超えて、有り難いです。
みなさんが旅行から帰ってくる度に、私は一杯やって、明日のために幸せにご飯が食べられるんですから。

日本酒にはやっぱり魚でしょ。
ということで今宵はちょっと小ぶりの「石持」の塩焼き。鮮度が良かったのか、驚くほど美味でした!!





今宵は完璧な日本食。



****(念力、放出中)****
○×△××★ッ!

今宵も魚の焼ける匂いに誘われて、太郎と花子は早々に食卓脇にスタンバイ。

ジーーーーー。

「熊太郎」がうかつに口を出そうとしたもんだから、太郎が一喝。






さて、本日の話。
今日は発表会に出るプチ達が稽古をする『プチバレリーナⅡ』の日。
いつもの稽古の後に、発表会の練習をしました。
先週は「赤ずきんとオオカミ」組がスタート。
今週からは「踊る子猫」組もスタート。
「踊る子猫〜The Waltzing Cat〜」はルロイ・アンダーソンの有名な曲です。

先週と同じく子猫を踊る4人にまずは曲を聴いてもらいました。
これまた先週の赤ずきん組と同様、落ち着きなくキャーキャー騒いでばかり子供達が、曲が流れると同時にピタッと静かになって、じっと耳を澄まします。
教師ふたりが大きな声を出してもなかなかキャーキャーが収まらなかったりするのに、曲が流れた途端にシーン。
色々な想像力がどんどんを沸いてでてくるんでしょうね、子供達はみんなニコニコしながら曲を聴いてくれました。

「じゃあ、練習しましょう」と立ち上がった途端に、
ある子が「赤ずきんちゃんが猫ちゃんを連れて出てくるのぉ」とひと言。
ええええーーーー、違うってば、「赤ずきんちゃん」と「子猫ちゃん」は別の踊り。
だから、一緒には出てこないのよ。
子供達の想像力はステキです。自分たち赤ずきんが猫ちゃん達と踊るシーンを思い浮かべたんでしょうね。
ナイスアイディア、頂き!
発表会のフィナーレで『子猫を連れた赤ずきん』やろうと思います。

それにしてもビックリしました。
曲を聴いている時の彼女達の集中力には。
じーーーーーっと、みんなして同じ曲に耳を澄ます。
そして何だかよく分からないけど、心ワクワク♪
とてもステキで、幸せな時間でした。

彼女達を、魔法をかけたようにをピタッと黙らせてしまう世界一優秀な先生は〈音楽〉でした。
教師ふたりは音楽に完敗。。。。(シュン)
やっぱり、音楽って、言葉を遥かに超えてスゴいのです。
我々教師ふたりも、言葉を超えた何かを踊るプチ達に伝えられればと思います。

今一度、ルロイ・アンダーソン作曲の『踊る子猫〜The Waltzing Cat〜』を聴いてから寝ます。