2011/04/22

感覚を刻む

地球は四六時中、回っているのに、その地球上でいざ自分が回ってみようと思うと、これがどーして難しいものです。

今日も新宿村スタジオのクラスでは「回転」をみっちり練習しました。
相変わらずのいつもと同じ練習。
でも、これを飽きもせず繰り返し繰り返し練習して、失敗しながらも「回る」という感覚を自分の身体の限りなく本能に近い部分に記憶させていかなくては〈バレエでくるくる華麗に回る〉という夢は叶いません。

そーんな「回る」感覚を身体に刻み込むべく、グ〜ルグル回って練習するロシアのお嬢さんの可愛らしい映像を発見!

こちらをクリック

吹っ飛ばされる寸前の回転力に負けじと、ダンダンッと床を力強く踏む姿は13才とは思えないあっぱれな根性。

ダブル・フェッテ×32回転をしのぎきった映像の最後がとてもキュートです。

誰でも、目は回るんです。



話変わって、新宿村スタジオで開催するチャリティー・ワークショップになーんと、「つかこうへい劇団」が協力参加してくださることになりました。有り難いです。

最近の新宿村スタジオのまわりは、青梅街道沿いの高層ビルが着々と出来上がってきて、日々刻々と変貌していくその様子を眺めるのが楽しみです。
これからは色々なことが、色々と変わっていくでしょうね。
街並み、人の流れ、そして新宿村スタジオも来年か、再来年にはピッカピカの大スタジオビルになる予定。

そんな変化がある環境にいるのが私は好きです。
それを「不安定」という人もいるけれども、私は「変化」していく現場に身を置いて、自分も変わっていきたいです。

ずーっと変わらぬメソッドで受け継がれてきたクラシック・バレエの中に、変わりゆく自分を、そして進化していく生徒さんの姿を見ている時が幸せです。

さってと、豚しゃぶ、食べよ。