昨日の話の続き。
チャコットでポアントと一緒にポアント用のリボンを買うとやってくれる〈リボン付けサービス〉。
リボンを付ける位置は特別な注文をしない限り、踵部分を内側に折った所につける、ごく普通のポアントリボンの付け方。
リボンの端を内側に二つ折りにし、その上の部分をミシンで折り返し縫いしてあります。
糸はピンク。
少し斜めに縫い付けてあるのは、こうした方がポアントを履いてリボンを結んだときに、ポアントの両サイドがしっかりと引き上げられて足にピタッとくるからです。
表から見ると、こんな感じ。
見た目すっきり、きれいです。
しかーし、この人様(=チャコットさん)につけて頂いたリボンで稽古してみたら‥‥
あらら、あっという間にボ〜ロボロ。
二つ折りにしてあった部分が縫い目から外れてこの通り‥‥
上を縫っているだけではリボンを結ぶ際のテンションに耐えきれないのか、リボン(これはフリード製)が引っ張られた方向にヨレヨレになってしまいました。
やはりこのシンプルな縫い方では実際、履い踊るのには耐えられないのかな、というのが私の感想。
チャコットの〈ポアントリボン付けサービス〉はあくまでもリボン付けの〈位置決め仮縫い〉と思っていた方がいいかもしれません。
ということで、結局は自分でも縫うことになります。
こちらが私のリボンの縫い付け方。→
あまりきれいではありませんが、二つ折りにしたリボンの端部分を四角く囲むようにしっかりと縫い付けます。
(チャコットでは縫い方の指定はできません)
ドゥミ・ポアントを通過する時、リボンにはかなりのテンションがかかりますからね。
舞台で踊っている最中にリボンが切れたりしたら一大事。
【結論!】ポアントのリボンは自分で縫い付ける。結局はここに行き着いたか、という感じです。