ニューヨークでテロがあったのが9.11。
先月の大震災が起きたのが3.11。
そして1ヶ月後の昨日、4.11には大きな余震。
「11」は不吉だね、などという話を稽古前にアカンパニストさん(=稽古伴奏のピアニスト)としていたせいでしょうか、バーレッスンの最中に「バッチーン」とピアノの弦が切れてしまいました。
自分が稽古をしている最中にピアノの弦が切れたのは初めて。
ピアノに一番近い場所で踊っていた私は思わず手足が止まってしまい、ピアニストさんの手も止まってしまいました。
「弦が切れちゃいました、、、」というピアニストさんに先生が一言。
「あら、ピアノ小僧がなにかしたのかしら?」
「えっ?ピアノ小僧、ですか?」という私に先生は
「ピアノ小僧がいるとか、よく言わない?」
えーーーー、ピアノには〈ピアノ小僧〉が棲んでいるんですかぁーーーー????
せんせぇーーー、ピアノ小僧ってなになに? 誰ぁ〜れ? どんな奴ぅ?
とか、話の続きをしたかったのですが、いかんせん神聖なる稽古中。
それ以上のことは聞けませんでした。
稽古後も、気にはなっていても聞けずじまい。(私は先生の前ではビビリぃです)
かくして、未知なる〈ピアノ小僧〉が頭の中をグルグルしながら、家に帰ってきました。
「ピアノは生き物だからね」とおっしゃっていた先生。
“生き物”であることは、私も少々ピアノを弾いていた経験があるので何となく分かります。
しかーし、〈ピアノ小僧〉がいるとは知りませんでした。
ってことは、私はいつも〈ピアノ小僧〉の隣で稽古しているんですね。
→こちらはピアノ小僧ならぬ、ピアノキャットことNora(ノラ)。
YouTubeで世界中の人が見ている有名な猫映像なのでご存知の方も多いはず。
時々、そのステキなインプロ(=即興)演奏を拝聴して和んでいます。
皆様も公式Noraサイトを是非ご覧あれ。
猫の世界ではノラ•ジョーンズよりもはるかに有名なNoraです。
しっかし、気になるなぁ、ピアノ小僧。