『PARIS Par Arrondissement〜METRO, AUTOBUS〜』と言う地図帳を頂きました。
1/11に書いた私がパリにいた時に使っていた手帳サイズの地図帳とほぼ同じ地図帳です。
表紙の色、装丁、中の作りはほとんど同じですが、出版された年と出版社が違うようです。
一見、(左)の私の持っていた方が古そうに見えますが、これは使い倒してボロボロになってしまっているだけで、カラーや2色刷りのページが少ない所を見ると(右)の頂いた物の方が古い出版のようです。両方とも明確な出版年月日が分かるような記述は見つけられませんでした。
→見返しはこんな感じ。
少し陽に焼けている右下にある方が恐らく古いと思われる頂いた地図帳。
最近は携帯のナビを使う人が増えて、東京Mapなる手帳サイズの小さな地図帳を持っている人をあまり見かけなくなりましたが、恐らく東京Mapを色々な出版社が出しているように、パリの地図も複数の出版社が同じような物を出しているんでしょうね。
どっちが古いか地図を見比べて解明してみよう!と2冊を並べて開いてみましたが、さすがは石造りのヨーロッパの街。大昔から通りの名前も地名も街並もほとんど同じ。 戦争、天災の度に木造家屋が灰となり街並が変わる日本とは大違いです。
それでは、と地下鉄マップを見比べてみました。
判明!私の方が新しい地図帳でした。数本、新しい路線が増えています。
皆さんよくご存知のオペラ座がある駅『OPERA』をほぼ中央にして新旧・地下鉄マップを撮ってみました。お暇な方はちょっと目が疲れますが、見比べてみてください。
↓こちらが私の地図帳の地下鉄マップ
頂いた地図帳は陽にこそ焼けているもののほとんど使った形跡のないもの。おそらくどなたかがパリに行った記念に買ってきて、そのまま本棚で眠っていたものでしょう。ページの隅に小さな虫食い穴があったりして、それはそれなりの味が出ています。
幼い頃から東京の地下鉄に乗って生きて来たせいでしょうか、メトロのある街が好きです。
今日は卓上でパリ探訪を楽しみました。