2015/04/10

7歳たちの踊る気持ち

オトナの生徒さん達が本番に使うお扇子。
今日、届きました♪
今日は本番1ヵ月前にして「プチバレリーナJr.クラス」の発表会で踊る踊りの振りを変更する作業をしました。
1ヵ月前にして子供の生徒がひとり発表会の出演を途中で辞めたからです。。。。
ほかの習い事もあるし、うちの子はまだバレエ経験が少なくて大変そうだし、皆さんにもご迷惑がかかるし。。。。
あれこれ理由を並べての途中辞退。

やると言って一度始めた事はどんなに大変でも最後までやり遂げて欲しい、これが私の願いです。
しかし結局の所、親御さんにもバレエをやっていた子供本人ともろくに話をするチャンスもなく、サヨナラ......
まさに、他の子供の生徒に迷惑がかかる自体になってしまいました。
ふぅ〜。



あと1ヵ月ですからね、もたもたしている時間はありません。
今日は子供たちにひとり抜けた事情を話して、そして人数が減ったことで変わってくる振りを新たに覚えてもらいたいという話をしてからクラスを始めました。

「せっかくだから、もっと素敵な踊りにしちゃおう!」
そんな教師の言葉に7歳の生徒達は気持ちも新たに素直に応えてくれました。
彼女たちは少なからず“緊急事態発生”であることを理解してくれたんですね、

さて、ここはどうしよう?とみんなして一緒に踊りながら新しい振りを考えて、何度も確認しながら心をひとつにして練習、の繰り返し。
実際、踊りはステキになって、彼女たちは嬉々として踊って帰って行きました。

今日は教師と生徒、そんな壁をちょっとだけ超越して、踊りが好きな者同士でひとつの作品を作り上げた、そんな充実の時間でした。
どんなに大変で難しくてもバレエが好き、だから頑張る、そんな気持ちで一緒に“緊急事態”を乗り越えてくれた彼女たちに今日は感謝です。