誰も構ってくれないので、 私のエシレバターのミニトートに抱きついて いじけている熊太郎。 |
もちろん、クラシックのバレエ音楽は大好きです。
子供の頃から当たり前に聴いてきた音楽で、当たり前にからだが動きます。
なのに、何度聴いても決して飽きることなく、新鮮です。
とは言っても、バレエ音楽ばかりじゃあまりにも世界が狭いので、なるべく幅広く音楽を聴くようにしています。
新しいイマジネーションが湧いてくるのを楽しみながら、移動中にあれこれ聴き漁っているんです。
最近、片っ端から聴いているのが武満徹の作品。
ジョン・ケージほどではないとは言え、タケミツと聞いて、よく分からない現代音楽ぅ、、、、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、世界のタケミツは『弦楽のためのレクイエム』や『ノヴェンバー・ステップス』だけじゃないんです。
私はタケミツの映画音楽が好きです。
中でもとても好きなのが安部公房の小説を原作とした映画『他人の顔』の中のワルツ。
この曲は『他人の顔』という曲名として、今では色々な演奏家が色々な楽器で演奏していますが、今日は原典版とも言える映画の中の『他人の顔』を何度も聴きてしまいました。
(なーんと歌っているのはお若き前田美波里さんで、主演はかっこ良すぎる仲代達矢さん。ご興味のある方は映画も是非見てみて下さい。見応えのある昭和の映画です。)
映画『他人の顔』の中のワルツはこれ。
このワルツがのちに弦楽曲になったのがこちら。
いつかこのワルツで踊りの作品を作ってみたいです。