2014/02/09

小さな出演者

今宵のおやつ。甘い物が身にしみます。。。
ふぅ〜、今日は発表会の出演者全員で衣装付きドレスリハーサルでした。

アップ(=準備運動代わりのストレッチやバーレッスン)を終えて、衣裳に着替えて、スタジオに舞台の「へそ」のバッテンテープを張ったり、バミったり。。。。
いつも以上にパタパタ、バタバタ、、、
そんな先生の姿を見て、小さな4才の生徒が「おてつだいすることがありますか?」と先生に尋ねてきました。
今日は猫の手も借りたい忙しさでしたから、可愛いらしい小さなお手手でお手伝い、その気遣いが本当に有難かったです。


日頃のお稽古でなるべく子供たちには、自分の事は自分でさせるようにしています。
自分でお稽古着に着替えること、自分の衣裳は自分で持ってきて、練習が終わったら自分で畳んでしまう、とか。
その他、私達教師のお手伝いもお願いします。
「へそ」テープを付けることとか、小道具を運ぶこととか。

そういうことは、実際の舞台では大道具さんといったスタッフさんがやってくれる仕事です。
舞台にはそういう細かい雑多な仕事があり、そういう仕事をしてくれる人がいるから、自分が踊り手として安心して舞台に出て行くことができる。
ちょっとした舞台のお手伝いを通して、教えたいこと、知っていて欲しいこと、感じ取って欲しいことが色々とあります。


「おてつだいすることがありますか?」
そう言ってきた彼女は、おうちでもそう言って、小さな赤ちゃんの世話に大忙しのお母さんのお手伝いをしているんでしょうね。
なかなか、できませんよ。
キンチョーの通し稽古前の、誰もが自分のことに精一杯、ドキドキ、バタバタしている時に自ら率先して“おてつだい”なんて。

ついこの間、4才になったばかりのおチビさんだからキンチョーもせず、テンパることもいまだ知らないのかも知れませんが。
でも、実は4才にして大物だったりして。
2号サイズの小さなチュチュ(→昨日のブログに写真あり)に身を包んだ彼女は、4才にして立派な出演者でした。
彼女の本番が楽しみです。