2010/06/25

262回

侍ジャパン、なかなかやりますね。
190センチ級の長身デンマーク人を相手に動く、動く!
そして美しいラインを描く見事なシュート。
いつもは選手のお顔を少々眺める程度の私ですが、今回は少しばかりプレーを楽しみました。

サッカーの基本って何なんでしょうね。
私は(ド素人ですが)サッカーの基本は“走る”こと=“走り続ける体力があること”だと思っています。
ポジションにもよりますが、なんでも1試合に軽く10キロは走っていることになるとか。

バレエの基本はPlie(プリエ)です。
これが出来ない事には動けないし、踊れません。

実は、タイトルの数字は今日、新宿村スタジオの「基礎クラス」の中で生徒さん達がやったプリエの合計回数です。勿論、片足Plieの数も含みます。
バーレッスンで150回、センターで112回の合計262回。
基礎にしてこの回数。
週に2〜3回バレエの稽古をしているとしたら、相当の数のプリエをしながら生きていることになります。
バレエの稽古を続けるということは、このプリエを練習し磨き続けて、踊りのスキルアップをしていくことだと言ってもいいかもしれません。


これは私が持っているバレエの本の中で、もっとも地味ぃ〜(バレリーナの美しいポーズのカラー写真が一枚もない、、、)な一冊。

フロリダ大学の舞踏学のテキストとしても使われている『The CLASSIC BALLET
〜Basic Technique and Terminology〜』
(Lincoln Kirstein著)



どのバレエ本でもそうですが、まずは「Plie」。

バレエテクニックの基本、「姿勢」、「足のポジション」に次いで書かれています。






お相撲さんだって横綱になってからも毎日、何百回と四股を踏みます。
ジャンルは違えど、どの世界にも大切な“基礎”がありますね。
あーーー、それはそうと、このまま侍ジャパンが頑張ったら、日本の国技は「相撲」に代わって「蹴球」にした方がいいかも。
こっちだったら、お咎めのない「toto」もあることですし。