2010/03/27

ワイド型集中力

今日、稽古をしながら考えた事。
集中力にも種類がある。大きく分けて2種類。
『スポット型の集中力』と『ワイド型の集中力』

『スポット型集中力』はひとつの事に超集中している状態のこと。
バレエの稽古に例えると自分の身体内部の動きにすごーく神経を集中させたあまりに「あれ?で、順番なんだっけ?」ってな困った状態になること。
ひとつの事だけに集中し過ぎて、ほかの事が見えなくなったり分からなくなってしまう状態。
ヨガでは許されるかもしれませんが、バレエを踊る上ではいい事ではありません。

『ワイド型集中力』はひとつの事に集中しながらも、周囲のことが見えている状態。
バレエの稽古で例えると、与えられたアンシェヌマン(順番)をちゃんとやりつつ、自分の身体の動かし方も把握できていて、かつ隣りや後ろの人に自分の足がぶつからないかとか、自分は3グループ目だからそろそろだとか、色々考えられる状態のこと。
この『ワイド型集中力』は舞台で踊る上では欠かせないものです。
きっと職場でも有効に使えるでしょうね。


【昨日のクイズの答え】
FREED製のポアントリボン1ロール。
日本で買うより安いので他の買い物と一緒に空輸しました。

FREED製のリボンはシルク100%なので肌に馴染みが良いのだそうです。
私は昔からポアントは他社の物でもリボンはFREED製と決めています。

バーレリーナ、
パンツは綿でもリボンはシルク!

以上、今日の一言でした。