2013/07/30

ターンアウトという機能


海の向こうから早々と来年のカレンダーが到着!
かつてブログで書いた
チュチュおじさんのカレンダーです!
見た目ではなくて、確かなターンアウトという“機能”が自分の身体の中に存在しないとバレエはうまくは踊れないな、というのが本日の反省というか、総括。
このターンアウトを動きながら使いこなせるのがバレエの基本スキル。

あーーーー、この基本スキルができなかったら、何をやってもアカンわけです。
でも、ターンアウト、ターンアウトと意地になって稽古すると、いつの間にやら股関節をグリグリ力づくで固めてしまっていたりします。
これじゃターンアウトできなくてトーゼン。

バーの横に立つ以前に基本的なストレッチができていないと、ターンアウトどころではないんですね。
これがバレエの現実。






股関節を回す柔軟性と、回した股関節と骨盤との間に“のりしろ”が存在する、さらなる柔軟性、そしてその柔軟性を機能させるための筋力。
回したドアノブがスッポ抜けない程度にユルユルしている感じでしょうか?

ターンアウトという機能が備わっている動きがバレエとして美しいんです。
はぁーーーー、頭じゃ分かっていても、それを己の身体で具現化するのが気絶するほどムズカシイです。
少なくとも私には。

とか言って、今日の稽古では気絶はしませんでした。
やり方が足りないんですね、、、きっと。
(ハゲるほど稽古してみろ!と言われて、ハゲた経験はありますが)



チュチュおじさんはNYの写真家。
タイムズスクエアは
私が唯一NYで好きになれない場所です。

バレエはアッタリマエにキビシイ。
このアッタリマエが嫌だったら、こんなことやってられないな、というのが私の率直な考えです。
このアッタリマエを避けて通ると、ビックリするほど醜くなるのがバレエの恐ろしい所。

シンドいバレエなんかやらなくたって死にゃしない。
いつもそう思います。
だから、やっている事に意味があるし、意味がないと辛くなります。

あー、今日は真面目な話でつまらないのでこの辺でおしまい。
もっちろん、ストレッチして寝ます。





American Ballet Theatreとも共演したチュチュおじさん♡
この写真を買うことで乳がんの女性への理解を深めるプロジェクトに参加できます。
詳細はチュチュおじさんのサイトをご覧ください。