2011/08/20

明るいカラダ

よく動き、よく踊れるカラダは“明るいカラダ”です。
“明るいカラダ”というのは、単に股関節が開いているとか、カラダが柔らかいと言ったことではなくて、心が風通しのいい状態の“明るい”カラダ。

心を風通しのいい状態にするのは、そうたやすい事ではなく、難しいことです。
そこを何とかする方法を個別に教えて差し上げられるほど私はできた人間ではなく、時として悶々として稽古場から帰って来ます。

いつでも心身ともにパカッと気持ちよく開かれた状態で稽古場に立つのが私の仕事。
そして、バレエやその他の色々なことを頑張り過ぎて、眉間にシワが寄ってしまった人の顔から笑顔がこぼれるようにバレエを教えるのが私の仕事。

しか〜し、バレエは難し過ぎて、正直、眉間にシワが寄ります。
でも、心にシワが寄らない様にするのが私の理想であり、目指す所です。

〈踊るカラダの鉄則〉
バレエの美しいお作法に従って、キリリと締める所は締めていても、
心はのびのびストレス・フリー。

これはオトナからバレエを始めようが、プロであろうが、ステキに踊るための第一条件なんじゃないかなと最近つくづく思います。


とか何とか、ぼんやり考えつつ、今晩も疲れた足裏をモミモミ。
ついでに眠る猫の足裏もモミモミ。
猫の肉球をモミモミすると、不思議とこちらの心もモミモミされて明日も“明るいカラダ”であれこれ頑張れるような気がします。

明日(あした)とは“明るい日”って書くじゃありませんか!

なので、お天気はどんよりでも明日も“明るいカラダ”でいこうと思います。