2011/08/04

熟睡の天才

必ず兄さんの見える場所で寝る「熊太郎」。
兄さん猫「太郎」の向こうであられもない格好で寝ているのは問題児「熊太郎」。

子猫の頃に野良猫生活を経験した「太郎」は、危ない事、怖い事がそれなりにある野良暮らしの危機管理能力の名残でしょうか、3時間ほど寝ると必ず目を覚まします。

目を覚ますと、狭い我が家をひとまわり。
異常がないことを確認すると、ミルクを飲んでしばしのんびり。




寝相が悪くてお尻が枕に‥‥

一方、野良出身とは言っても、乳児で保護され今暮らしている家でおメメが開いて世の中が見えるようになった「熊太郎」は、一度寝ると6時間近く寝ている時があります。

夜の0時を過ぎると人間よりも早くベッドにいってちゃっかり人の枕に顎を乗せてzzzzzzzz

その熟睡ぶりは実に見事。
寝言は言うし、寝相も悪い。しかし、起きません。

野良生活で怖い思いをしたことがないので、猫としての危機管理能力は無いに等しく、人間並みに寝続けます。






「熊太郎」の唯一の天敵は私です。
今宵も寝相の悪い猫一匹、えいやと隅に押しやって私は寝ます。

不思議と猫の寝息を耳にすると熟睡できます。
温かくてふかふかムニムニした猫を触っているうちにあっという間にこちらもzzzzzzz

しかし、寝ている時に突然クシャミをされると鼻水だかヨダれだかがもろに顔に飛んで来て困ります。
〈問題児〉にして〈熟睡の天才〉。ある意味、理想的な生き方のような気もします。