2011/03/21

牛乳とパンの幸せ

牛乳がないですね。
スーパーに寄るのがいつも稽古場帰りの夕方か夜のせいでしょうか、今日も「牛乳」にはお目にかかれませんでした。

無調整豆乳のパックを見て「ぎゅうにゅ〜、ぎゅうにゅ〜」と騒ぎ出す猫達にも、嗜好品の「牛乳」はもうしばらくないことを今日とくと話して聞かせました。
猫達だって、人間達だって、もう育ち盛りではありませんから、ガマン、ガマン。

恋しい牛乳に想いを馳せながら今宵は名画鑑賞。



ヨハネス・フェルメール
「牛乳を注ぐ女〜The Milk Maid〜」

しぼりたての牛乳と焼き上がったばかりのパン。
(おいしそぉ〜)

この女性はメイドではなくてフェルメールの妻だという説もあるそうですが、たくましくもふくよかな女性。

ごく普通の生活の中の温もりのある「豊かさ」が描かれている一枚。
フェルメール作品の中で一番好きな作品です。




ちょうど今、Bunkamuraミュージアムで『フェルメール〈地理学者〉とオランダ・フランドル絵画展』が開催されています。
近々、観に行く予定。


パンはだいぶ売り場に戻って来ました。今日は大好きなあんぱんを久しぶりに堪能。
明日は牛乳に巡り会えるかな?

牛乳とパンがある生活は幸せな生活だっていうことですね。