スーパーに寄るのがいつも稽古場帰りの夕方か夜のせいでしょうか、今日も「牛乳」にはお目にかかれませんでした。
無調整豆乳のパックを見て「ぎゅうにゅ〜、ぎゅうにゅ〜」と騒ぎ出す猫達にも、嗜好品の「牛乳」はもうしばらくないことを今日とくと話して聞かせました。
猫達だって、人間達だって、もう育ち盛りではありませんから、ガマン、ガマン。
恋しい牛乳に想いを馳せながら今宵は名画鑑賞。
ヨハネス・フェルメールの
「牛乳を注ぐ女〜The Milk Maid〜」
しぼりたての牛乳と焼き上がったばかりのパン。
(おいしそぉ〜)
この女性はメイドではなくてフェルメールの妻だという説もあるそうですが、たくましくもふくよかな女性。
ごく普通の生活の中の温もりのある「豊かさ」が描かれている一枚。
フェルメール作品の中で一番好きな作品です。
ちょうど今、Bunkamuraミュージアムで『フェルメール〈地理学者〉とオランダ・フランドル絵画展』が開催されています。
近々、観に行く予定。
パンはだいぶ売り場に戻って来ました。今日は大好きなあんぱんを久しぶりに堪能。
明日は牛乳に巡り会えるかな?
牛乳とパンがある生活は幸せな生活だっていうことですね。