その発表会が無事に終わって、ホッ。。。
3月になってしんどいリハーサルから開放されて、踊る緊張感が薄らぎ、それと同時に踊る楽しさも何だかボンヤリ。。。。ってなことになっちゃいかん!
という事で、3/21の祝日に特別クラスを開講することにしました。
去年の秋に「白鳥の湖」のコールド(白鳥達)の踊りをやって好評だった「プチ・リハ・体験レッスン第2弾」。
今回のお題は白鳥と同じくコールドの美しさが際立つ「ジゼル」第2幕のウィリ(精霊)たちの踊り。
アラベスクで足を上げたまま、ダンサー達が一斉にズン、ズン、と進んでいく有名な所を中心にやります。
生徒の皆さんには“霊気”になって踊ることを体験して頂ければと思います。
詳しくはDance Alive Balletのホームページをご覧ください。
そんなこんなで、今日は新宿村のクラスに出掛ける前、自宅で『Giselle』の映像をあれこれ見ていました。
数ある映像の中でも一番“ジゼル”なのはアレッサンドラ・フェリさん。
私が持っているDVDの映像は1996年のもの。もうだいぶ前。
その他のカンパニーのどのダンサーもジゼルをやるのはプリンシパルですから、そりゃテクニック、容姿ともに抜群です。
しかし、フェリの演技がピカイチ。
彼女の決して“お姫”ではない容姿が幸薄い村娘にピッタリ。
そして2幕で精霊となって森に現れた姿は、純真無垢な心そのままの姿。
DANCE MAGAZINEの表紙 |
フェリさんはもう踊りからは引退されています。
ママ業に専念しているんでしょうか?
バレエ団にいた頃、先輩の男性ダンサーがフェリのオールヌード写真集を見せてくれました。
そこで見たフェリの生身は筋肉サイボーグそのもの。(フェリの旦那さんは写真家)
あの衣装の下にコレがあるからアノ踊りなんだぁ、、、と納得した記憶があります。
フェリがジゼルをやるために生まれて来たバレリーナとよく言われますが、その通りですね。
そんなフェリが輝くもうひとつの作品が『ロミオとジュリエット』。
『うたかたの恋』『マノン』の不幸な感じもたまらなくいいです。
あー、あれこれ観たくなっちゃった。
でも、今日はもう寝ないといけないのでガマン。
私の場合、バレエの映像を見たり、本を読んだり、調べ物をしたりし続けて、夜が明ける・・・・なんてことも珍しくないので。
3/21、楽しみ。