2017/05/11

言葉のいらない世界

発表会に向けて踊りの練習と並行して
お衣装、そして小道具の準備も
ぼちぼち始まりました。
(美術さん思案中)
去年のクリスマスに遠くロンドンに引っ越していったジュニアの生徒。
ようやくロンドンの生活が落ち着いてこの春から「絶対に続けたい!」と言っていたバレエを再開。
週2で元気に稽古をしているという連絡をもらって、ホッ。(*^^*)
まだまだ言葉の壁があって学校でひとりぽっちりしてしまうこともある様子。
でも、バレエのクラスの中では自分の知っている言葉が出てくる〜!と大喜びだとか。
〈Plie〉とか〈Turn out〉といった言葉に救われているのかな。
私もその気持ちよ〜く分かります。
バレエをやっているからホイホイと言葉の違う国に行っても頑張れる。
ジュニアの彼女にも英語は少々分からなくてもバレエは分かる自分に自信を持って、未知なることに色々チャンレンジして欲しいです。



【今日の晩ご飯】唐揚げ♪
小さいジャガイモと春菊の素揚げ付き。
厚揚げとネギの味噌汁、ご飯。
そんな彼女は現地の学校で何か一つ楽器の練習をしなくてはいけないことになってヴァイオリンを選択。
その授業がほとんど言葉のない授業だとか。
英語が堪能ではない子供相手だから、先生はあえて言葉では言わずにヴァイオリンの弾き方、その音色を聴かせることで教えているのかも知れませんが、音楽だからこそ〈言葉のない授業〉が成立するのかも知れません。
だとしたら、踊りも本来そうであるべきかも知れません。
大学時代に勉強した世阿弥の『花伝書』にもそんなことが書いてあったような。
身体まだ動くならば、あーだこーだと喋る前に踊って見せようと思った今日なのでした。