2014/05/13

バレエでおしゃべり♪

野良達の縄張りの掟を犯しつつ、
時々、うちを覗きに来る近所の飼い猫(アメショー風)
今日はDance Alive Balletの将来を背負う(?)プチバレリーナの子供たちの話。
バレエには色々な決まり事があって、それがきちんとできるようにならないといけない。
4才、5才にしてそんな「バレエのお作法」と格闘しています。
4才、5才にして眉間にシワが......

おーーーー、ダメじゃん、ダメじゃん、
お姫様なバレリーナになる予定なのにぃ。
そこで彼女たちの夢と感受性を大切にしつつ、バレエのステキなお作法をしかと教えようと、【バレエでおしゃべり】を教えています。


バレエなので口に出して台詞を喋るわけではありません。
心の中で喋って身体で表現する【おしゃべり】。台詞はこうです。
「お客様、今日は来てくださってありがとうございます。
これから私達は踊ります。どうぞご覧ください」
これをバレエのポールドブラとマイムで【おしゃべり】します。
子供たちは、今これに“真剣”です。
私のことを穴が開くほど凝視して、一生懸命に見よう見まね。

いつもはお喋りして怒られてばかりなのに、やけに静か。
「どうですか、緊張しますか?」と尋ねてみたら、
「キンチョーする」とはにかみ笑顔。
(幼児に凝視されるこっちも結構キンチョーするんですよ)

使った曲はお姫バレエの金字塔『眠りの森の美女』の幕開きの曲の中から、バレエが好きな方だったらよくご存知の美しい曲。
こちらの映像の本編はじまる前の1'17"からの下りです。



いつも子供達がレッスンの中で使っている曲とは明らかに違う、テンポが緩やかで叙情的な旋律。
子供から質問がひとつ。
「これはオトナになったらやれるバレエ?」
子供は感覚的に分かるんですね。
この曲は今の自分の曲じゃなくて、もっとオトナになってから?の曲だって。

「オトナになっても、踊りが上手にならなきゃやれないのよ、こういう曲では」
アハハ、小さな子供に対する私の返答の意地悪なこと。

そんなやりとりを神妙な面持ちで聴いていたプチバレリーナちゃん達、帰りがけに新ネタのギャクを一発披露。
私を笑わせてから帰って行きました。
あーーーー、ABTよりもAKB、AKBよりもよしもとのノリの彼女たち。
ふぅ〜

Ballet is world wide historical dance language.
とか言うことを彼女たちが理解するのは当分先のことのようですぅ。。。。。