2015/03/15

踊るために必要なもの

今日もスタジオに入るなり、当然ながらずっとリハーサル。
踊るためにやらなければいけないこと、やりたい事がたくさんあって、息つく間もなく.....
それでもトイレは行かせてね〜っとスタジオを出たら、ドアの外でこっそり?鼻を噛んでいる人が。
風邪(気味?)を押してリハーサルに来ていたんですね。
かと思ったら、足の皮がむけていても「こんな日に本番ってこともあるから」と言って痛さを堪えてポアントを履いて踊る人も。
私の生徒たち、強いですね。私より強いかも。

帰ってきてからNHKプレミアムで放送していたパリオペのバレエ学校300周年の公演を観てすっかり夜更かし。
バレエ学校の校長先生で元エトワールのエリザベット・プラテル先生曰く、
「情熱が夢を叶える、その事を知った子供は芸術家になる」

これはエトワールを目指す子どもたちにだけの話しじゃなくて、オトナからバレエを始めた人たちにも言えること。
情熱こそエネルギー。
バレエの技術は稽古をしていれば勝手に身に付くっていうものではありません。
そこに必要なのもやっぱりパッションなか。
どーしても上手くなりたい、キレイにないたいっていう。

【今宵のバレエ映像】生徒さんが好きだというバレエCM。
日本人もいいもんですよ。海外の稽古場に行くといつも改めてそう思います。
私は黒い髪がトレードマークで先生や稽古場の人たちにすぐに覚えてもらいました。
(向こうに行くと黒髪は妙に目立ちます)
たとえ踊る足の長さが少々短くても、日本人の雰囲気って世界的に見るとかなり不思議で独特なんじゃないかと思います。それでいいんです、日本人だから。
持っているものを最大限に使って勝負♪