2012/03/09

お団子の材料

今日は〈お月見団子〉でも〈お花見団子〉でもなく、自分の頭の上につくるお団子(=シニヨン)を作るための材料(=お道具)のご紹介。

発表会まで残すところ約1ヵ月となり、バレエの発表会が初めての生徒さん達から「どうやって作ればいいんですか?」とのご質問がちらほら。
髪がショートの場合はこれ以外に必要なもの(ワイヤーのカチューシャ等)がありますが、今宵は私がもっているシニヨン作りのための道具を引っ張り出してみました。



髪をポニーテールに結ぶためのゴム。
色や太さは自分のやりやすい物で。
私はしっかり髪がまとめられる、伸びがいい太めのゴムが好きです。
プラスティックゴムの小さな髪留めゴムはシニヨンのベースとなるポニーテール作りのゴムには向いていません。



 ポニーテールの髪をまとめるネット。

これはチャコットで買ったネットの大。
100円ショップでも売っています。
髪の色が茶色系の人は団子だけが黒々としてしまうと少し変なので、チャコット等で売っている茶色のネットを買った方がいいでしょう。
写真にはありませんが、頭全体に被せられる全体ネットをねじって小さくして団子部分の髪にかぶせて使用することも可能です。
髪の量が多いひとは全体ネットでやったほうが、お団子が自分の頭の形になじむよう、潰しやすいです。


白ピンは「白鳥」の羽根の頭飾りをつける時用の
通称“ナースピン”

ネットをかぶせたお団子のまわりを止める「Uピン」=ユーピン。
髪が短い場合、頭の形に添ってうまくまとまらなかった髪の毛等は、普通のピンで留めます。
このピンも自分の髪の色に合わせたものを選びましょう。
上手にポニーテールを作って、あまり多くのピンを止める事なく髪をまとめるのがきれいなシニヨンの基本です。






こちらは髪をきれいにまとめるために欠かせない、髪をかためるハードジェル。
私はマンダムといった男性用のジェルを愛用。
大きなチューブ、ドド〜ンと240gで298円。
激安だと198円。ドラッグストアで売っています。

シニヨンをほぼ作り終わったら、最後にケープといったハードスプレーをたっぷり吹きかけて完全に固めます。
頭を激しく振ってもゆるゆる、ぐずぐずにならないように。
髪がビシッとまとまると気持ちもバシッと引き締まります。

そしてもうひとつ、お団子作りで一番大切なのが〈慣れ〉。
自分で何度もシニヨン作りにトライして慣れておく事が一番大切です。
ダンサーの皆様、引き続き美しいシニヨン作り、頑張ってくださいませ。