母のために目黒で買った水飲み。 実はオランダ製の洒落た哺乳瓶♪ |
入院一日目にして「こんな所に長くはいられないから、早い所、手術をして欲しい」と自らドクターに強く訴えたらしく、明日オペ、明後日からリハビリ、という最速治療スケジュールが決まっていました。
母が無茶に“催促”しての“最速”です。
(うっ、オヤジぎゃぐ)
ドクターからオペに関するお話をお伺いした際に、レントゲンを見せて頂き、私が「骨頭の根元がいっちゃって、ちょっとズレちゃっていますね」と言ったら、「医療関係の方ですか?」と言われてしまいました。
「いえ、、、踊りを教えているので、基本的な解剖学の勉強はしています」と答えました。
このために勉強をしたわけではありませんが、勉強をしておいて良かったです。
先生の話がよく分かりました。
私が膝のオペで入院中に勉強した 理学療法の本。 生徒さんからスコーン頂きました♪ ごっつあんです。 |
母が大きな手術をするのは生まれて初めてのこと。
「T字帯っていうのは、つまりガーゼでできた手術の時専用のパンツ、はっきり言ってふんどしよ」
膝のオペを経験したことのある私は整形のオペに関しては、不覚にも母の先輩。
オペ前に浣腸をして腹の中を空っぽにすること。
手術中は麻酔が効いているから痛みは分からないけれども、その麻酔の腰椎ブロック注射をする時はトーゼン麻酔をしていないのだから、ズトンとくる。
それは頑張って堪えないといけない。
そんなことを先輩面して教えて来ました。
昨日、母のことをこのブログに書いたら、早速、ご親族が同じ大腿骨骨折をされた方から、いい病院の情報等、アドバイスを頂きました。
その他にも、お見舞いのメールを頂きました。心強いです。ありがとうございます。
母は治す気満々。
「杖をついて歩くなんて格好悪いから絶対嫌だ」とのこと。
オペはプロがやってくれるので、患者は寝ていればいいだけ。
しかし、オペ後のリハビリはリハビリ士がついてくれても、すべて本人次第。
引き続き私が“先輩面”をします。
母が入れる人工股関節。(ほぼ同形)
チタン製。
さらに強い“超合金母”になるのが目標かな。
病院から目黒の稽古場に行って、懸命に踊る生徒さん達を見て、気持ちがホッとしました。
踊れるほどの体があるということは、本当に何よりもありがたく幸せなことですね。
ホッとしたところで、おやすみなさい。