2014/01/19

“洗う”という作業

生徒さんから頂いたお土産、即完食♪
煮詰まる発表会リハ?
煮詰める発表会リハ??

今日は“洗う”という作業をしました。
踊りは踊り慣れたらダメです。
なので、もう一度、いちから振りやら何やら、色々なことを見直し、やり直す作業をします。
これを“洗う”といいます。
踊りをもう一度お洗濯し直して、きれいにしようというわけです。
できれば漂白して、柔軟剤も使って、アイロンもかけて。。。。
やっていて気が付きました。
“洗う”作業は単に踊りの振りを洗うだけじゃなくて、踊る気持ちの洗濯でもあるんだなって。




【晩ご飯】じゃがいもと牛肉のスープ、ご飯、
キャベツとハムのサラダ
(これじゃ足りなくてさらにお餅を少々)

失敗しないように、コケないように、って懸命に踊ってしまいます。
で、結果、失敗してコケちゃいます。
何回やってもそんな調子。
これじゃ眠れなくなっちゃう。
これじゃ不健康になっちゃうでしょ。

ということで、今一度、自分が何をどんな風に踊りたかったのか、初心に返って“洗う”作業。
できることを見せるんじゃなくて、見せるべきは踊り。



やっぱり肝心要のこの時期に問われるのが日頃の稽古の程度、というか質です。
バレエは気合とか、稽古量だけで太刀打ちできるものじゃありません。
ターンアウトをこうだよ、あーだよって教えて出さる先生はたくさんいますが、実際にそれをやるのは先生じゃなくて自分自身。
結局は、稽古っていうのは先生というフィルターを通して、自分で自分の身体にバレエを教えていく作業。

舞台は日頃の稽古で何をどこまでやってきたかが如実に現れる場所。
出るものは出るし、出せないものははなからないんだから出るわけがない。
バレエって、おっそろしい程、分かりやすい。。。。。

理屈、言い訳、風邪、禁止。
どこまでやれるか、いよいよ楽しみ♪
私も。